価格:3,900円(税込)
■お米の保存について
脱酸素状態になると、袋内部の圧力が周囲より低下するため、「真空パック」のような外見になります。
※脱酸素剤は空気に20%含まれる酸素のみを吸着しますので、のこり80%の窒素は袋の中に残っています。真空パック風に見えますが、真空状態ではありません。
お米が劣化して品質が悪くなる原因は、次の通りです。
→玄米が呼吸して栄養素を消耗してしまう
→白米の脂質が空気に触れて酸化してしまう
→お米にカビや虫が発生してしまう
→乾燥してひび割れてしまう
→臭いの強い食品から臭気が移ってしまう
農家や業者が保存をする際には、上記をまとめて解決するために、大規模に低温保存をします。しかし個人や家庭においては、少量はともかく大量の低温保存は難しいです。
前述のお米の劣化原因は、酸素を遮断することで解決されます
■当商品について
当商品「虫キラー」最大の特徴は、チャック(ジッパー)部分にあります。通常であれば、袋全体に酸素遮蔽能力を付けたとしても、どうしてもチャックの部分から酸素が進入してしまいます。
「虫キラー」は、酸素・窒素・水蒸気などの各気体に対する遮断性をもったチャックを有する、現在のところ唯一のガスバリア袋です。気体遮断のチャックに関する特許を保有するメーカーにしか製造ができません。
通常、ガスバリア性のある袋に食品を詰めた後は、ヒートシール(熱による圧着)や、専用のクリップを使って入り口を閉じますが、ヒートシールは専用 の機械が必要ですし、専用のクリップは止めるのにかなり力とコツが必要で、失敗の恐れもあります。チャックであれば、だれでも簡単に、失敗することなく封 をすることができます。
■お米の無酸素保存の手順
まず道具をそろえます。
・酸素遮断が可能な袋(普通の袋を使うと無酸素状態の維持ができません)。
・脱酸素剤(エージレス、またはカイロなど)
・つまようじ(竹串でもフォークでも、とがっていれば何でもかまいません。)
・保存したいお米
お米の袋の真ん中に穴を開ける
・市販の米袋には元々空気穴が開いていますが、効率的に酸素を吸着するため、穴を開けておくこととよいです。
・脱酸素剤の大きさ程度の面積にいくつか穴を開ければ十分です。
米を袋に入れます
・お米を袋に入れてください。
・当商品なら、米袋をそのまま入れられるので簡単です。
・作業の簡便さ、袋の反復利用を考えると、米を直接袋に入れるのは避けた方が良いです。
中に脱酸素剤を入れて、袋を閉じてください
・脱酸素剤は小袋から取り出した瞬間に周囲の酸素を吸着し始めます。
・作業時間が長く(数時間)なると効き目が弱くなりますのでご注意ください。
・袋は確実に閉じてください。わずかでも隙間があるとそこから酸素が入ってくるため、無酸素状態の維持ができなくなります。
・当商品ならスライダーでチャックを閉めるだけですので、失敗のしようがありません。
脱酸素剤について
・脱酸素剤が酸素を吸着できる量が、無酸素状態を維持できる期間を決めます。
・できればエージレスなどが望ましいですが、調達が難しければ使い捨てカイロでもかまいません。
・原理は同じですので、無酸素状態にすることができます。